■ 使用前の注意 ・ 最初に ・ コンタクトレンズって? ・ コンタクト装用による目の病気 ・ コンタクトの装用ができない症状 ・ 医者の選び方 ■ コンタクトレンズの種類・特徴 ・ 1日使い捨てソフト ・ 1週間使い捨てソフト ・ 2週間使い捨てソフト ・ 長期使用ソフトコンタクト ・ 酸素透過型ハードコンタクト ・ カラーコンタクトレンズ ■ 購入の際の注意点 ・ 各種コンタクトの価格 ・ 診察の流れ ・ 検査の内容 ■ コンタクトレンズ・目のケア ・ レンズケアの方法 ・ レンズケアの注意
・ 眼精疲労の根本原因 ・ 症状と簡単な治療法 ・ 目に悪いこと・もの ■ 目にいい栄養素&サプリ ・ ビタミン類 ・ その他の栄養素 ・ オススメサプリその1 ・ オススメサプリその2 ■ 眼精疲労回復法 ・ ドライアイ対策 |
■ レンズの種類・特徴 コンタクトレンズは性質的に分けるとソフトコンタクトレンズ、ハードコンタクトレンズ、 カラーコンタクトレンズの3種類に分かれます。 使用期間はレンズのタイプによって細かく分かれ、1日使い捨て、1週間連日装用使い捨て、 2週間使い捨て、従来型ソフト(1〜2年)、酸素透過型ハード(2〜3年)と様々です。 レンズの種類・特徴・強度・寿命・コスト・どのような人に適しているかなどを 以下にまとめてみましたのでこれを参考にどのレンズが自分に適しているか 吟味してみてください。 ※酸素透過率について 酸素透過率というのは、レンズが酸素を通す割合のことです。 これが低いと酸素をあまり通さず、角膜への酸素の供給が少なくなります。 その結果眼障害や角膜内皮障害にかかりやすくなったりします。 高ければそのリスクは低くなります。 では酸素透過率が高ければ高いほど良いかというとそうではありません。 酸素透過率が高いレンズは汚れやすく、アレルギーがある人や レンズが汚れやすい人には向きません。 ■ 1日使い捨てソフトコンタクトレンズ 終日装用(寝るときにははずす)で1度使ったら捨てるソフトコンタクトレンズです。 ・ メリット 1日使い捨ての最大のメリットは手間がかからないということです。 1度使ったら捨ててしまうためレンズをケアする必要が全くないのです。 酸素透過度が高く常に新しいレンズを使うので、目の健康についても安心です。 またレンズの中では1番薄くできているので装用感が良く、すぐに慣れることができます。 ・ デメリット コンタクトレンズの中では最もコストがかかります。 ・ このレンズに適している人 スポーツをする人・・・・ソフトレンズはハードレンズと違ってはずれにくいので 激しい運動に適しています。 化粧をする機会が・・・・レンズにファンデーションなどがつくと非常にとれにくく、 多い人 衛生的にもよくありません。1日使い捨てならばそういったことを気に しなくて良いので、化粧をする人にはお勧めです。 1番上へ ■ 1週間連続装用ソフトコンタクトレンズ 1週間連続装用(寝るときもつける)のソフトレンズです。 レンズの中では比較的新しいものです。 ・ メリット 1週間ずっとつけたままで、洗浄も消毒も必要ありません。 1週間経ったら1日使い捨てと同じように交換するだけで、最も手間の かからないレンズといえます。 ・ デメリット 睡眠時の目への酸素供給は起きているときの3分の1にまで低下します。 さらにレンズをつけたまま寝ると目は酸欠に近い状態になります。 1週間レンズを洗浄・消毒しないので、衛生的にもよくありません。 以上の2点からこのタイプのレンズの安全性は十分とはいえません。 ・ このレンズに適している人 生活が不規則な人・・・・睡眠時間が定まっていない人や短時間で 数回に分けて寝る人などに向いています。 1番上へ ■ 2週間使い捨てソフトコンタクトレンズ 2週間使い捨てはデメリットが少なく、 使いやすいレンズです(私も現在このレンズを使っています)。 酸素透過率は中の上くらいで、使用するにつれて低下していきますが 2週間くらいならば問題ありません。 ・ メリット 使い捨てレンズの中では最も低コストです。なくした場合のリスクも 通常のソフトレンズ(寿命1〜2年)やハードレンズ(寿命2〜3年)よりも断然低いです。 ・ デメリット 毎日洗浄消毒をしますので、手間はかかります。 ・ このレンズに適している人 規則的な生活をしている人・・・・普通の生活をしている人はこのレンズに向いています。 1番上へ ■ 長期使用ソフトコンタクトレンズ(寿命1〜2年) 昔からあるコンタクトレンズで、寿命が長いのが特徴です。 ・ メリット 丈夫にできていて寿命が長いです。最近は価格が安くなってきて、 コストはケア用品の費用だけですから、コンタクトレンズの中で最も安くすみます。 ・ デメリット 酸素透過性があまり高くなく、ハードに比べて劣化しやすいため、 使っていくうちに酸素透過性は下がっていき、汚れも沈着していきます。 2枚で1〜2年分なのでなくしたときのショックとリスクは大きいです。 1番上へ ■ ハードコンタクトレンズ(酸素透過型) ハードレンズには酸素透過型と非酸素透過型がありますが、現在は酸素透過型 が主流です。 ・ メリット ソフトレンズに比べると酸素透過率ははるかに高く、目の健康にはいいです。 丈夫で長持ちです(寿命2〜3年)。最初は違和感がありますが、慣れるとソフトレンズよりも 装用感が良くなります。 ・ デメリット ずれやすいので激しい運動には不向きです。 酸素透過率が高いと汚れがつきやすくなり、使うにつれて低下していきます。 ・ このレンズに適している人 夜遅くまで仕事をする人・・・・酸素透過性が高いので長時間の装用に適しています。 1番上へ ■ カラーコンタクトレンズ 今話題のカラーコンタクトレンズですが、このレンズの問題点について 認識している人はあまり多くないと思います。 ・ メリット ファッションとしてつけるレンズなので、医学的なメリットはありません。 ・ デメリット 酸素透過率はレンズの中では最低ランクです。 これをつけたまま寝ると目がほとんど窒息状態になってしまうので 絶対にやめてください。また他のレンズよりも汚れやすく、衛生的にもよくありません。 上記の内容を簡単な表にしてまとめてみました。こちらも参考にどうぞ。
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