コンタクトレンズのススメ。

                                                  

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 コンタクトの種類・特徴




 コンタクトレンズは性質的に分けるとソフトコンタクトレンズ、ハードコンタクトレンズ、
 カラーコンタクトレンズの3種類に分かれます。


 使用期間はレンズのタイプによって細かく分かれ、1日使い捨て、1週間連日装用使い捨て、
 2週間使い捨て、従来型ソフト(1〜2年)、酸素透過型ハード(2〜3年)と様々です。


 レンズの種類・特徴・強度・寿命・コスト・どのような人に適しているかなどを
 次にまとめてみましたのでこれを参考にどのレンズが自分に適しているか
 吟味してみてください。


 ただその前にいくつか知っておいてほしいことがあります。これを知っておくと
 どのコンタクトレンズが自分にあっているか選びやすくなります。


■ 酸素透過率について


 酸素透過率というのは、レンズが酸素を通す割合のことです。
 これが低いと酸素をあまり通さず、角膜への酸素の供給が少なくなります。
 その結果眼障害や角膜内皮障害にかかりやすくなったりします。
 高ければそのリスクは低くなります。


 酸素透過率はコンタクトレンズの水分の割合(含水率)や、レンズの厚さによって変化します。
 含水率が高く、レンズが薄いものは酸素透過度も高いです。
 一般にレンズの厚さが半分になれば、酸素透過率は2倍になります。


 では酸素透過率が高ければ高いほど良いかというとそうではありません。
 酸素透過率が高いレンズは汚れやすく、アレルギーがある人や
 レンズが汚れやすい人には向きません。




■ 含水率について

 コンタクトレンズは製品によってその割合は違いますが、水分を多く含みます。
 この水分を含む割合のことを含水率といいます。コンタクトレンズに含まれる水分は、
 時間がたつにつれて蒸発してしまうので、その蒸発した分は涙から補給されます。


 含水率の高いレンズは蒸発する水分の量も多いですから、その分より多くの水分を
 涙から吸収します。その結果涙の量が減り、目が乾きやすくなってしまいます。
 含水率が高いほうがみずみずしくて潤っているようなイメージがありますが、実際は含水率の高い
 レンズほど目が乾きやすいのです。
 

 また含水率は酸素透過率にも大きく関わってきます。酸素は水に溶けるので、
 多く水を含むコンタクトレンズ、つまり含水率の高いレンズにはより多くの酸素が溶け、
 角膜にもたくさんの酸素を送ることができます。


 上記のことを要約すると、含水率の高いコンタクトレンズは目が乾きやすいが酸素透過率は高く、
 含水率の低いレンズは目が乾きにくく装用感が悪くなりにくいが、酸素透過率は含水率の高いものよりも
 劣るということになります。
 

■ イオン性・非イオン性レンズ


 ソフトコンタクトレンズにはイオン性・非イオン性の2種類のレンズがあります。
 これはレンズへの汚れのつきやすさに関わってきます。


 イオン性のレンズはコンタクトレンズ自体にマイナスのイオンを帯びています。そのため
 プラスイオンを帯びた汚れをひきつけやすくなっていて、非イオン性のレンズよりも汚れやすいですが、
 酸素透過率はイオン性レンズのほうが高いです。ジョンソン&ジョンソンのワンデーアキュビューなどが
 イオン性レンズでできています。


 これに対し、非イオン性のレンズはイオンを帯びていないので汚れをひきつけにくく、
 イオン性レンズに比べてレンズ自体も汚れにくいです。ただ酸素透過率はイオン性レンズに劣ります。
 非イオン性レンズはボシュロムのメダリストなどに代表されます。




 使い捨てソフトレンズの場合は、汚れがついてレンズが劣化する前に交換できるので、
 酸素透過率の高さを重視するほうがいいでしょう。長期間使用するものの場合は、
 多少酸素透過率が低くても汚れにくいものを選ぶことが大事です。汚れやすいレンズだと
 すぐ劣化して酸素透過率も大きく落ちます。









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